代表の思い
私の人生、これからの10年間。
今まで母親として経験してきた事、調理場で栄養士として学び経験してきた事全てをこれからの10年間捧げます。
3児の母であり、二人の娘と知的障がい者である長男を持ち、親亡き後の自立を願う家族としての目線でサポートします。
栄養士、食育アドバイザー、ホームヘルパー2級、パン、料理教室、調理場での長い経験を活かし福祉施設で栄養士として利用者さんの栄養と健康を管理、現場においても就労移行の指導にも携わってまいりました。
息子が生まれた時、「幸せを運ぶコウノトリ」
切迫流産を経ての出産でしたのでその時、感じた思いからコウノトリをイメージして鴻一と名付けました。
0才、1才 他の子と違う。私の子どもがまさか障がい児?
なんで、なんで、なんで。
その時、神様から一方的に挑戦状を突き付けられたと思いました。拒むことなど出来ない、一方的な挑戦状です。
相手は神様なので逃げることなど出来ない。
この難しい「コウノトリ」を育ててみよ。
一生懸命、育てました。必死で育てました。
とにかく育てにくい子でした。
その時、わかったのは愛するということは非情な意志が要るということでした。最初から愛せるわけじゃない。
どんなに辛くても、愛情が沸いてこなくても愛していくということをこのコウノトリこと鴻一を通してわかりました。
身体が吹っ飛ぶんじゃないかと思うほど我慢する毎日の連続でした。鴻一がおかしいと感じた時は年子の次女が誕生しておりました。
想像を超える毎日の中、身体が吹っ飛ぶほどの我慢が出来る私は偉大だと感じることがありました。思い返すと後悔はありますがその時はどんなことでも乗り越えてきました。
ある時、不幸の種にしか思えなかった鴻一の障がいが「人として生まれることがどれだけ偉大なことであるのか。
始まりは不幸の始まりでしたが向かい合うことで小さな幸せになり大きな幸せに育っていきました。
彼等は素晴らしいと思います。
判断、行動に不自由、制限はあっても心、感情、人への気遣いは私たちを超えたものがあります。
「家族が欲しい」「友達が欲しい」「仕事がしたい」そして何より」も人や社会と繋がりたいのです。
私達コウノトリは「家族」というキーワードを理念に、決して急がずに見守りながら支援して運営を行って参ります。
障がいのあるお子さんを持つ御家族様、どうかお子さんが不幸だと思わないでください。自身と誇りを私達コウノトリの職員と育んでいかせていただきたいと心より願っております。
東京都足立区区議会議員 佐藤あいさんが訪問されました!
佐藤愛さんは3人のお子さんを育てながらの議員活動をされており、ママチャリで足立区中を回られてます。
そんな中、知り合いを介してですがコウノトリを訪問、地域との連携の協力を快諾下さいました。
1番下のお子さんが0歳、えーと驚きましたが、そんな話から地域の政治への相談が出来る。
頼りになるのを感じさせられる女性の区議さんでいらっしゃいました。
愛先生、コウノトリの訪問、ありがとうございました。
プロフィール・資格
食にこだわった資格
栄養士、食育栄養インストラクター、
珈琲コーディネーター、SBハーブ&スパイス、
製パンインストラクター
ホームヘルパー2級、華道小原流教授
その他
メニューだけでなく栄養面を考えた食事の献立を作れるようになりたいと52才の時、一念発起して専門学校に通い栄養士の資格を取りました。
忙しい子育ての中で合間を縫い息子の将来を意識しながらベーカリーを含め約20年間、調理場に携わる。
その後、栄養士の資格を取り、その後、カフェでのメニュー開発、障がい者生活実習所で障がい者の栄養管理、障がい者就労支援所での職業訓練指導に携わる。
子どもを育てながら、美味しい食事を提供することから家族の輪が出来て子供の心と身体の健康を育む大切のこと食べる幸せを子ども、仕事においては感じ取ることが出来ました。
私達の定義
私達、コウノトリの定義
「家族になりましょう。」
利用者様も家族、そして従業員の方も家族です。
距離を大事にしつつ、家族に等しい距離の運営の中で育まれる人間関係があります。
親亡き後、障がいのある人の暮らしはどうあればいいだろうか?の親の目線で立ち上げました。
息子の関係で福祉に身を置く方と沢山、話をして参りました。何度も断念を考えた時に「あなたの発想は実に面白い!!。家族だからこそ本当に障がいのある方の立場になって考えられる。だから決して諦めないでください。」某就労移行支援会社の社長さんより言われた言霊が私の中にいつもあります。
グループホーム内の中には輪が必要になります。
グループホームの外とは地域の理解に努める交流の工夫が必要になります。
綺麗ごとかもしれませんが、だからこそ「コウノトリが運んだ新しい家族」を理念とさせていただきました。
栄養バランスの整った手作りで安心の食生活
小松菜ふりかけ
小松菜一束を胡麻と炒って作ったふりかけです。
栄養バランスが整ったおいしい食生活を提供します。
栄養バランスはもちろん、楽しく食事の時間が過ごせるように、明るいダイニングで食事をして頂けます。
代表の前田佑子は栄養士でもありますが、3人の子供の母親でもあります。
美味しくて安心できる毎日の食事の提供はものを言わぬ一番の信頼を相手に提供するものであると思います。
知らず知らずのうちに「今日の晩御飯は?」が会話の一部になりました。
息子(自閉症者)ともその会話が小学校の高学年の時から始まり成人を過ぎても、その会話は続いております(^-^)
食の大切さは子供たちから、特に言葉という手段が難しい息子との関わり、信頼を築いていく上で欠かせないものだという
確信を長い年月から感じたものです。