職員・仲間募集

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代表のつぶやき

私の息子が秋葉原の中古ゲーム機屋さんで中古ゲーム機プレステ2を格安で買って来ました。ところが本体のみでソフトを読み込むディスクドライブが内蔵されていませんでした。
ここ2,3日、ゲーム機を持ってウロウロしていたので何かあるんだ的なことは感じていたが「買ったはいいけど中身のディスクドライブが入って無かった。」を伝えられない息子。必死で私に伝えようとする息子。

自分でわけもわからない基盤をでネットで検索したものを私に見せ、それから中身の入ってない自分が購入したハードディスクを持ってきてようやく事の次第がわかった。

息子も安い買い物はこういう物にも当たる可能性があるということを経験するいい機会になったと思う。
買ったハードディスクを購入した店でまた買い取ってもらい再度、納得のするゲーム機をネットで探す。買い与えればいいというものではない。本人にいかに寄り添い、納得できるまで付き合うか。
この非常にしんどいことを1人1人の利用者さんと向き合うのがグループホームだと思った。
サビ管職員のシンさんがかつての職場で区分3で認定を受けていた利用者さんがバイクの免許を取りたい、それに寄り添い彼の希望を実現させた。並行して彼の行動範囲も増えてくる。→その代わりに交換条件として、その後は彼に約束事を守ってもらう必要も出てくる。

彼は守ったということだった。

めんどくさいことが起きたら、それがチャンスと受け止めてとことん付き合う。

それが、遠回りだけど。

信頼が生まれ、そこからの関係が良くなることは言うまでもないが、彼らの人生が豊かになる。
難しいことは最初から認めないことが一番効率がいいけど。
関係は難しいことを共有して出来てくるもので、さらっさらっとした関係の中からは絆は生まれない、何よりも信頼は築けない。

改めて、私がグループホームの開設にあたったのはこういう取り組みをするためだったんだ、、、と腑に落ちる。