若い世代へ

皆さん、こんにちは。
最近、私にとって嬉しい出来事がありました。それは、以前定期購読していた月刊誌「致知」との再会です。しばらくお休みしていましたが、購読を再開することにしました。
読みやすい本との出会い
再開を申し込むと、致知出版社から一冊の本が送られてきました。手に取って驚いたのは、その読みやすさです。文字が大きく、レイアウトもゆったりしていて、すっと内容が頭に入ってきます。
「致知」は人間学を探求する、示唆に富んだ記事が多い雑誌ですが、このように読み手に優しい配慮がされていると、より深く内容と向き合える気がします。おかげさまで、久しぶりの「致知」の世界を心地よく堪能することができました。
若い世代へ、学びのバトン
読み終えて、「この本から得たことを、誰かと分かち合いたい」という気持ちが自然と湧き上がってきました。思い浮かんだのは、最近私たちの仲間になってくれた、10代の職員さんの顔です。
彼女は若く、これからたくさんのことを吸収していく世代。私が「致知」から学んできたような、人間としてのあり方や古典の知恵に触れることは、きっと彼女の未来にとって大きな糧になるのではないか。そう感じました。
そこで、読み終えたばかりのその本を、彼女にプレゼントすることにしたのです。「もしよかったら読んでみて」と。
これから始まる、共に学ぶ時間
私の願いは、この本をきっかけとして、これから彼女と一緒に「致知」を通して学びを深めていくことです。
世代が違えば、価値観や経験も異なります。でも、「人間いかに生きるべきか」という根源的な問いは、どの世代にも共通するテーマではないでしょうか。「致知」を共通のテキストとして、時には感想を語り合い、時には記事の内容について共に考え、探求していく。そんな時間を持てたら、お互いにとって素晴らしい成長の機会になるはずです。
上司と部下という関係だけでなく、共に学ぶ仲間として、世代を超えた対話を楽しんでいきたいと思います。彼女がこれからどんなことを感じ、考え、成長していくのか、そして私自身も彼女から何を学び、どう変化していくのか、今からとても楽しみです。
この小さな一歩が、未来への大きな架け橋となることを信じて。