3年目を迎えるにあたり「一生懸命で正直ならいい」という幼い甘えを改めてスタートを始めたいと心に決めております。
もう初心者マークをつけて運営することはできなくなったということを忘れず運営、致します。
皆様、こんにちは。
おかげさまで、私たちが運営するグループホームは、無事に3年目を迎えることができました。 いつも温かく見守ってくださる皆様、そして何より、日々を共に過ごす利用者様に、心から感謝申し上げます。
今までは「事業を継続できるよう」で恥ずかしながら突っ走ってきました。
しかし、3年目を迎えた節目を向え、今までを振り返りよかったこと。
そして反省しなければならない事。
苦難と葛藤の日々
今でこそ、穏やかな時間が流れるホームになりましたが、正直にお話しすると、初めの頃は苦難の連続でした。
「本当にこのままで良いのだろうか」 「私には向いていないのかもしれない」
そう思い悩み、何度も「やめよう」と弱気になったことを、今でも鮮明に覚えています。
貫き通した、私の「正直」とこれから変わらなければいけない決意
そんな私が、たった一つだけ、どんなに難しくても曲げずに続けてきたことがあります。
それは、自分なりに利用者さんが幸せを感じられるように。従業員さんの待遇と少しでも働きやすい環境をいつも考えてきたことでした。
私は昔から、あまり器用な性格ではありません。思ったこと、大切だと考えたことは、ごまかしたり、オブラートに包んだりせず、まっすぐに、しっかりと言葉にしてお伝えし続けてきました。
時には、その「無骨」とも言えるまっすぐさが、うまく伝わらなかったこともあったかもしれません。
しかし、今後は無骨や正直を縦に自分の足りなさを認めることを意識していく必要をなによりもしなくてはならない事と思っております。
今までは創業間もないという甘えが許されていましたが、もう「若葉マーク」をつけられないということです。
利用者さんからの絶大なる信頼と従業員さん
この不器用な「正直さ」の延長上、何物にも代えがたい宝物が生まれました。
私が考え、心を込めてお伝えする言葉を、今では利用者さんもまっすぐに受け止めてくれる。日々の会話の中で、その確かな絆を感じられる瞬間が、私にとって最大の喜びです。
やめていく職員さんもいらっしゃいました。
しかし「、前田さんについていきたい。」「前田さんとの出会いが私には転機になりました。これからの人生、意義あることに使っていきたい。」と仰ってくれる職員さんも一人、二人と輪が出来てきました。
毎日の「食」に心を込めて
信頼は、言葉だけでは築けません。日々の行動の積み重ねの連続。
私がもう一つ大切にしているのが、毎日の「お料理」です。 「今日も、美味しいごはんを食べて、元気でいてほしい」 その一心で、一日も欠かすことなく、毎日丁寧に、心を込めて食卓を整えています。いま、世話人さんが頑張ってくれています。
この日々の「当たり前」を大切にすることが、心の通った関係の土台になると信じています。
これからも、この場所で、そして新たな決意を大切に☺
私は、相変わらず無骨で、不器用かもしれません。 ですが、そんな私と利用者さんとが一緒に作り上げてきたグループホーム。
これからも、このかけがえのない信頼関係を育て、日々、葛藤を続けるかもしれませんが 利用者様と共に、温かいホームを育んでまいります。
3年目も、どうぞよろしくお願いいたします。